年間利用者数10万人以上、サービスを開始して15年以上の老舗「看護師専門」転職サービスであるナース専科 転職で働くキャリアパートナーが、今までご紹介してきたご利用者様の声も含めて精神科/心療内科の業務内容や年収、精神科/心療内科で働く大変さと魅力についてまとめました!
状態観察・検査介助・診察介助・処置・与薬といった診療の補助と、食事・排泄・入浴・更衣の介助といった療養上の世話の両面から患者さんを支えます。 精神疾患の場合、治療期間が長く、完治しないケースも多いため、必然的に関わりの多い看護師と患者との精神的なつながりや信頼関係が大切となります。 薬物治療がメインになりますが、合併症治療病棟やスーパー救急病棟以外の病棟では点滴が必要な患者さんはほとんどいません。経口内服薬が多いため、食事前後の配薬・服薬の状況には十分に気を配る必要があります。 その他の医療処置としては、経管栄養、褥瘡処置、定期的に内服薬の効果などをチェックするための採血等があります。
単科ではない病院やクリニックも多いため、精神科/心療内科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。 そのため、今回は精神科/心療内科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 | 精神科/心療内科 | 全転職者 |
---|---|---|
2020年度 | ¥4,089,156 | ¥4,015,512 |
2021年度 | ¥4,162,159 | ¥4,047,877 |
2022年度 | ¥4,166,797 | ¥4,098,639 |
精神科/心療内科のある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,166,797円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より2%程度高いです。 表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。
精神科/心療内科経験があるご利用者様から「こういうところが大変なんです…」とよくうかがうものを紹介します。
特に精神療養病棟や認知症病棟は介護業務も多いです。
退院後半年以内の再入院が約30%、1年以内が約37%と、頑張って治療して退院してもまた入院となるケースが多い診療科です。
患者の話に耳を傾けることが重要な仕事ですが、距離感が保てずに患者へ感情移入しすぎる人は難しいかもしれません。適度な距離感を保つ必要がありそうです。 また、自分なりのストレス発散法や気分転換になるような趣味を持っておくのも大事になります。
一方で、精神科/心療内科で働く魅力もたくさんあります!
短くても数カ月、長いと数十年に渡って入院するケースが多いため、より長期的に患者と関わっていくことができます。
精神科の他の診療科との最も大きな違いは、対応する疾患が、けがや病気ではなく「心の病」であることです。 そのため患者の心のケアが重要なわけですが、関わりの多い看護師の果たす役割は非常に大きく、それ自体が看護師にとってはやりがいの一つになります。
15対1病棟や精神療養は精神科慢性期なので、急変も少なく、基本的に緊急入院等もありません。そのため残業が発生しにくく、プライベートと両立しやすい環境と言えます。
看護師専門の人材紹介サービスであるナース専科 転職では、ご利用者様の意思決定を適切にサポートするため、求人知識だけでなく、診療科目別の働き方に関する知識や診療報酬などについても継続して学ぶようにしています。 転職についてお悩みの方はぜひ、キャリアパートナーにご自身の業務経験をお話しください。 いただいた内容を基に、必要に応じてキャリアプランのご提案もさせていただきますし、応募先にご利用者様の魅力をキャリアパートナーがしっかりとお伝えいたします!
精神科/心療内科 | 中央区全体 | |
---|---|---|
看護師 | ¥3,914,516 | ¥4,321,995 |
准看護師 | ¥3,363,157 | ¥3,858,847 |
助産師 | - | ¥3,954,112 |
保健師 | ¥4,080,000 | ¥3,860,869 |
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