【小児科の業務内容】
先天性疾患含め、一般に15歳までの子どもの病気全般を扱うため、急性期~終末期にわたる、あらゆる診療科のあらゆる疾患に関する小児看護が身につきます。
少子化に伴い、小児の1日あたりの推計入院患者数及び推計外来患者数は減少傾向にあります。
また、小児科の診療が入院から外来を中心としたものに変化している傾向があるため、小児科を希望する方は入院看護ではなく外来看護に携わるケースが増えている可能性があります。
【小児科の平均年収】
単科ではない病院やクリニックも多いため、小児科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。
そのため、今回は小児科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 |
小児科 |
全転職者 |
2020年度 |
¥4,247,551 |
¥4,015,512 |
2021年度 |
¥4,234,632 |
¥4,047,877 |
2022年度 |
¥4,291,8761 |
¥4,098,639 |
※当社実績による
※賞与がある事業所については、2年目以降の標準賞与実績で計算
※定めがないものに関しては夜勤手当は2交代月4回(3交代は月8回)で計算
※固定残業手当以外の残業代手当は含まない
小児科のある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,291,876円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より5%程度高いです。
表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。
病院勤務の場合、急変対応等で残業も多くなりやすい診療科目であるため、実際はこの集計結果より高い年収になることも充分あり得ます。