【外科の業務内容】
手術による治療が中心であり、術後に刻々と変化する身体の状態に関する知識が必要です。
手術のために入院する患者が多いため、オペ出し・オペ迎え、周手術期の看護を行います。入退院が多いため手術や入院生活、退院までのオリエンテーションを行う機会も多いでしょう。
点滴ルートの管理や、医師の行う処置の介助や包帯交換、ドレーン管理など技術的なケアも多く、多くの看護手技を身につけることができます。
一般外科で診察を行ったのち、脳神経外科や循環器外科(心臓血管外科)、消化器外科、呼吸器外科、整形外科など、より範囲が絞られた専門の診療科へ案内されることもあります。
【外科の平均年収】
単科ではない病院やクリニックも多いため、外科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。
そのため、今回は外科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 |
外科 |
全転職者 |
2020年度 |
¥4,197,048 |
¥4,015,512 |
2021年度 |
¥4,218,539 |
¥4,047,877 |
2022年度 |
¥4,257,341 |
¥4,098,639 |
※当社実績による
※賞与がある事業所については、2年目以降の標準賞与実績で計算
※定めがないものに関しては夜勤手当は2交代月4回(3交代は月8回)で計算
※固定残業手当以外の残業代手当は含まない
外科のある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,257,341円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より4%程度高いです。
表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。