クリニックの看護師面接で確認すべき5つの項目(院長の人柄)!良い逆質問は?

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職場選びを間違わないために・・・

看護師に人気がある職場の筆頭に挙げられるクリニック。
日勤だけで働ける、地元の患者さんと長く関われるなど様々なメリットがある一方、職場選びを誤ると、

  • 「想像していたより難しい業務が多い」
  • 「休憩時間が長すぎて、何をすればいいか困る」
  • 「院長先生と相性が悪くて、出勤するのが辛い」

など苦しい状況に陥る可能性があります。

自分にとって働きやすいクリニックかどうかは、ぜひ面接の段階で見極めましょう。
ここでは、【クリニックの面接で確認したい5つの項目】について、詳しく解説します。

①看護師の具体的な業務内容

病院と違い、多くのクリニックでは、医師と看護師の人数を最小限に抑えています。
そのため、1日のシフトに入るスタッフは医師1人、看護師1~2人程度と超少人数。

人手が足りず、例えば病院でなら検査技師が行う心電図検査を、看護師が行う場合もあるとか。
また、苦手な処置を他の人に代わってもらうという裏ワザも、クリニックでは使えません。

入職した後に「こんな検査やったことない」「苦手な処置ばかりさせられて苦痛・・・」と思い悩むことがないよう、面接の段階で、看護師の具体的な業務内容を必ず確認しておきましょう。

②休憩時間数・過ごし方

クリニックでは、午前診療と午後診療の間が3~4時間程度空いている場合があります。
その時間は休憩時間に充てられることが多いですが、あまりにも休憩が長く、手持ちぶさたになる人も。

クリニックと自宅が近ければ、一旦帰宅し、家事などを済ませてから戻ってくることも可能ですが、自宅が遠いと帰宅は難しく、休憩時間中にもかかわらず、やむなく事務作業や掃除をする人もいるようです。

休憩時間に働いても、その分の賃金は支払われないので、実質サービス残業状態に・・・。

クリニックによっては、午前と午後の空き時間を予約診療や検査の時間に充て、休憩時間が多くなりすぎないよう工夫しているケースも見られます。

休憩時間数や、スタッフが休憩時間をどう過ごしているかという点も要確認です。

③加入している年金・保険の種類

病院勤務の場合、月々の保険料は給与から自動的に天引きされることがほとんど。

一方クリニックでは、年金は国民年金、健康保険は医師国保に加入となる場合もあり、そのようなクリニックで働く場合、保険料は自分で支払わなければなりません。

そのため、手元に残る給与が、当初提示されていた額面より大幅にダウンする可能性もあります。

ただ、必ずしも全てのクリニックが国民年金、医師国保に加入しているとは限りません。
応募先のクリニックが加入している年金・保険の種類について、念のため確認することをお薦めします。

④手当・ボーナスの有無と額

「院長の気分でその年のボーナスが決まる」病院ではあり得ませんが、クリニックではよく聞くケース。
給与体系が定まっておらず、院長先生自身が看護師の給与額を把握していないこともあるようです。

「面接の際、給与の額を求職者に提示しなければならない」という意識も薄いため、手当やボーナスについて知りたい場合は、求職者側から質問する必要があります。

特に自宅が遠い人の場合、交通費の有無と上限はしっかり確認したいところ。
ただ、面接でストレートに給与の質問をぶつけると、先方の心証を悪くしかねません。

「少しお聞きしづらいのですが・・・」といった前置きを入れたり、人材紹介会社に登録している人は、キャリア・コンサルタントに代理で聞いてもらうのも一つの方法です。

⑤院長先生の人柄

クリニックで長く、楽しく働けるかどうかは、院長先生との相性次第と言っても過言ではありません。
院長先生1人・看護師1人と、狭い職場に2人きりになる可能性もあるクリニック勤務。

院長先生との相性が良ければとても楽しく仕事ができ、給与も優遇してもらえる可能性があります。
しかし、ひとたび関係が悪化した場合、そこに逃げ場はなく、出勤がたちまち苦痛なものに。

「2人きりでも働いていけるかどうか?」を見極めるために、面接では、院長先生の考え方や言動、雰囲気などをじっくり観察しましょう。

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