訪問看護ステーションReafかんざきの特徴
Open Dialogue(開かれた対話)を取り入れた訪問看護
既存の治療だけに頼らない、信頼関係を大事にした中で本音で語り合える"開かれた対話"により、抱いている悩みや不安を解決できるような支援を取り組んでいます。それは、薬物だけに頼らず対話の力で統合失調症さえも改善する「オープンダイアローグ」という方法で、フィンランドでは着実に効果をあげている公的医療の一つとして無料で提供されています。
病を抱えながらその症状に煩わされることなく社会生活を送るには、病理の分析だけでは不十分です。 病状を他者と分かちあい、人間全体の事象として受け止められたとき、本人のなかに安心感が芽生えると考えます。大きな励ましであるオープンダイアローグで希望を感じられる人間性を大切にしていきます。
また、プロセスの中では、"聞く"ではない"聴く"を重要だと考えます。「聴」という漢字には「十四」の「心」を持って「耳で聴く」という意味があると考えます。 人は人によって傷つくときもありますが、私たちは"人によって癒される"ということを大切にした関係性を築いていきます。