年間利用者数10万人以上、サービスを開始して15年以上の老舗「看護師専門」転職サービスであるナース専科 転職で働くキャリアパートナーが、今までご紹介してきたご利用者様の声も含めて耳鼻咽喉科の業務内容や年収、耳鼻咽喉科で働く大変さと魅力についてまとめました!
耳鼻咽喉科は、耳や鼻、咽頭の疾患に対し検査・治療を行う診療科です。主に医師の診察の介助に加え、治療や検査に使用する機材の洗浄や消毒、検査の実施等が主な業務内容になります。また入院可能な施設であれば、命に関わりかねない咽頭がんや喉頭がんの患者もおり、周術期における全般的な看護ケアも発生するなど、業務内容は様々です。
単科ではない病院やクリニックも多いため、耳鼻咽喉科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。 そのため、今回は耳鼻咽喉科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 | 耳鼻咽喉科 | 全転職者 |
---|---|---|
2020年度 | ¥4,330,383 | ¥4,015,512 |
2021年度 | ¥4,334,045 | ¥4,047,877 |
2022年度 | ¥4,412,821 | ¥4,098,639 |
耳鼻咽喉科がある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,412,821円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より8%程度高いです。 表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。
耳鼻咽喉科経験があるご利用者様から「こういうところが大変なんです…」とよくうかがうものを紹介します。
耳鼻咽喉科では各種検査が多く、機械の取り扱いなど、慣れるまでには覚えることがたくさんあります。機械操作などに苦手意識がある方は、他科での従事に比べ、大変だと感じられる可能性があります。
処置や手術についても比較的短時間で終わるものが多いため、業務時間中はてきぱきと次の業務を手際よく行っていく必要があると言えます。
耳鼻咽喉科はより専門的な分野であることから、他診療科でさらにキャリアアップを目指した際に、なかなか経験をしてきたことが活かしづらい可能性があります。
一方で、耳鼻咽喉科で働く魅力もたくさんあります!
生命に関わるようなケースが少ない耳鼻咽喉科では、急性期病棟などに比べると急変時の対応などは少なく、大幅な残業時間等は発生しづらく、プライベートな時間が確保しやすいと言えるでしょう。 (ただし、外来のみのクリニックなどの場合は、花粉症などの季節性の要因で繁閑の波が大きいことも特徴です。)
より専門性の高い分野であるからこそ、耳鼻咽喉科でしか学べない知識があり、検査全般やそれに伴う機械操作等のスキルを学ぶことができると言えます。耳鼻咽喉科の経験を活かし、摂食・嚥下障害看護認定看護師の資格所得を目指すこともキャリアアップしていく方法の1つです。
看護師専門の人材紹介サービスであるナース専科 転職では、ご利用者様の意思決定を適切にサポートするため、求人知識だけでなく、診療科目別の働き方に関する知識や診療報酬などについても継続して学ぶようにしています。 転職についてお悩みの方はぜひ、キャリアパートナーにご自身の業務経験をお話しください。 いただいた内容を基に、必要に応じてキャリアプランのご提案もさせていただきますし、応募先にご利用者様の魅力をキャリアパートナーがしっかりとお伝えいたします!
耳鼻咽喉科 | 京都府全体 | |
---|---|---|
看護師 | ¥4,633,590 | ¥4,541,165 |
准看護師 | ¥4,058,943 | ¥3,981,870 |
助産師 | ¥5,215,073 | ¥5,195,815 |
保健師 | ¥4,088,711 | ¥4,066,852 |
耳鼻咽喉科 | 京都府全体 | |
---|---|---|
看護師 | ¥1,618 | ¥1,574 |
准看護師 | ¥1,397 | ¥1,444 |
助産師 | ¥1,840 | ¥1,840 |
保健師 | - | - |
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