年間利用者数10万人以上、サービスを開始して15年以上の老舗「看護師専門」転職サービスであるナース専科 転職で働くキャリアパートナーが、今までご紹介してきたご利用者様の声も含めて整形外科の業務内容や年収、整形外科で働く大変さと魅力についてまとめました!
一般的な看護業務のほか、シーネ・ギプス固定の管理、創外固定、牽引療法の管理、潅流など特殊な治療の看護があります。整形外科以外では行わない業務が多いのが特徴です。また、松葉杖や歩行器などの自助具を使用した看護も整形外科ならではと言えます。 病棟勤務の場合は、骨折などで自力で動けない患者が多いため、日常生活動作の援助(体位交換や移動介助、トイレ介助など)、ナースコールなどは、ほかの一般病棟よりも多くなります。 また手術のために入院する患者も多いため、オペ出し・オペ迎え、周手術期の看護を行います。入退院が多いため手術や入院生活、退院までのオリエンテーションを行う機会も多いでしょう。
単科ではない病院やクリニックも多いため、整形外科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。 そのため、今回は整形外科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 | 整形外科 | 全転職者 |
---|---|---|
2020年度 | ¥4,206,883 | ¥4,015,512 |
2021年度 | ¥4,241,513 | ¥4,047,877 |
2022年度 | ¥4,266,708 | ¥4,098,639 |
整形外科のある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,266,708円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より4%程度高いです。 表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。
整形外科経験があるご利用者様から「こういうところが大変なんです…」とよくうかがうものを紹介します。
疾患が運動器に特化しているため、全身管理能力が培われにくいという側面があります。経管栄養や人工呼吸器の対応も少ないです。
体位交換や移動介助など体力が必要な業務が多いです。特に大柄な患者の移動介助を行うのは一苦労です。
トイレ介助が多いため、昼夜問わずナースコールは多めです。
ベッドから車イスに移動するのも、術後は痛みに耐えながらとなるため「痛いから無理」「ちょっと待って」なんていうこともよくあります。忍耐強く「待つ看護」が必要です。
一方で、整形外科で働く魅力もたくさんあります!
小児から高齢者まで患者の年齢層が広いため、コミュニケーションスキルが身につきます。
患者さんの回復が目に見えることに加え、直接感謝の言葉をもらえる機会が多いことは魅力です。
早期離床のため、術後すぐからリハビリはスタートしています。 またリハビリのための安全対策や体位変換などの技術は、看護師としてどこに行っても通用するスキルとなるでしょう。
このように、整形外科で働くことで、今後も看護師として働くうえで歓迎される魅力的な経験を積むこともできるんです! 看護師専門の人材紹介サービスであるナース専科 転職では、ご利用者様の意思決定を適切にサポートするため、求人知識だけでなく、診療科目別の働き方に関する知識や診療報酬などについても継続して学ぶようにしています。 転職についてお悩みの方はぜひ、キャリアパートナーにご自身の業務経験をお話しください。 いただいた内容を基に、必要に応じてキャリアプランのご提案もさせていただきますし、応募先にご利用者様の魅力をキャリアパートナーがしっかりとお伝えいたします!
整形外科 | 港区全体 | |
---|---|---|
看護師 | ¥4,359,852 | ¥4,448,481 |
准看護師 | ¥3,875,428 | ¥3,820,732 |
助産師 | ¥4,746,864 | ¥4,737,316 |
保健師 | ¥4,183,398 | ¥4,152,308 |
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