呼吸器科 | 日立市全体 | |
---|---|---|
看護師 | ¥4,046,720 | ¥3,886,138 |
准看護師 | ¥3,340,235 | ¥3,409,831 |
助産師 | ¥4,817,333 | ¥4,806,963 |
保健師 | - | - |
年間利用者数10万人以上、サービスを開始して15年以上の老舗「看護師専門」転職サービスである ナース専科 転職で働くキャリアパートナーが、今までご紹介してきたご利用者様の声も含めて呼吸器科の業務内容や年収、呼吸器科で働く大変さと魅力についてまとめました!
呼吸器科は呼吸器内科と呼吸器外科にわかれます。代表的な疾患である肺がんは、内科・外科ともに取り扱います。
一般的な病棟看護だけでなく、人工呼吸器の管理や、抗がん剤治療や緩和ケアにおける疼痛コントロール、家族の精神的ケアまで幅広い知識、技術が必要になります。人工呼吸器・酸素マスクを使ったケアを習得できると共に、すべての診療科に共通するベーススキルを習得できるのが特徴です。 また、結核や肺炎などの感染症を取り扱っているため、院内感染の予防は非常に重要です。感染症が起こるメカニズム等について学び、院内感染を起こさないよう細心の注意を払って業務にあたることが求められます。
がんの手術のために入院した患者の手術前後の処置(人工呼吸器の管理、胸腔ドレーンの管理含む)や説明、指導などの業務があります。 また抗がん剤治療をしている患者も多いため、化学療法の知識も必要になります。
単科ではない病院やクリニックも多いため、呼吸器科で働く看護師の平均年収を厳密に出すことはできません。 そのため、今回は呼吸器科を診療科目として標榜する事業所に転職した常勤看護師の平均年収をご紹介いたします。
入社年度 | 呼吸器科 | 全転職者 |
---|---|---|
2020年度 | ¥4,194,900 | ¥4,015,512 |
2021年度 | ¥4,228,003 | ¥4,047,877 |
2022年度 | ¥4,269,537 | ¥4,098,639 |
呼吸器科のある事業所に転職した看護師の2022年度平均年収は4,269,537円で、同期間の全体平均年収の4,098,639円より4%程度高いです。 表をみると、直近3年間は同様の傾向であることが分かります。 病院勤務の場合、急変対応等で残業も多くなりやすい診療科目であるため、実際はこの集計結果より高い年収になることも充分あり得ます。
呼吸器科経験があるご利用者様から「こういうところが大変なんです…」とよくうかがうものを紹介します。
ひとくちに人工呼吸器と言っても様々な種類があり、扱い方も異なりますし、専門用語や設定やモードなど覚えなければならないことも多くあります。 また装着時の観察項目が多い上に頻回に確認する必要があるため、管理がとても大変です。呼吸は命に直結するため、ミスが許されない緊張感もあります。
特に心電図は常に監視しなくてはいけないですし、アラームが鳴ったら作業を一時中断してその都度モニターの側へ行って解除しなくてはいけないという環境で、負担はかなり大きいです。
肺がんは発見された時にはかなり進行していると言われており、痛みや抗がん剤の副作用で苦しむ方も多くいます。 時には患者の死に直面することもあるので、メンタル面の強さ、しなやかさは必要です。
感染症を取り扱う診療科のため、感染リスクはあります。
一方で、呼吸器科で働く魅力もたくさんあります!
小児から中高年・高齢者まで幅広い世代を扱う診療科であり、また退院支援や生活指導など患者さんやそのご家族への説明をはじめ、言葉でのコミュニケーションの機会が多いのも特徴です。
急性期から終末期まで広範な病期の看護を経験できるため、看護師としてのベーススキルを幅広く習得できる診療科です。
人工呼吸器に関するスキルは、高度急性期から在宅看護、施設看護でも活かせます。
このように、呼吸器科で働くことで、今後も看護師として働くうえで歓迎される魅力的な経験を積むこともできるんです! 看護師専門の人材紹介サービスであるナース専科 転職 では、ご利用者様の意思決定を適切にサポートするため、求人知識だけでなく、診療科目別の働き方に関する知識や診療報酬などについても継続して学ぶようにしています。 転職についてお悩みの方はぜひ、キャリアパートナーにご自身の業務経験をお話しください。 いただいた内容を基に、必要に応じてキャリアプランのご提案もさせていただきますし、応募先にご利用者様の魅力をキャリアパートナーがしっかりとお伝えいたします!
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