病棟に勤める看護師が、産業看護…
休職中の看護師が転職活動するのはOK?NG?
公開日:2013/10/9
最終更新日:2023/11/8
休職中の転職活動は可能!しかしリスクも
結論から言うと、休職中に転職活動をすることは可能です。
ただし、応募先の事業所が休職中の求職者に対して、
- 「なぜ在職している職場に復帰しないのか?」
- 「休職している状態なのに、うちの職場に入職してまともに働けるのか?」
といった点を疑問視し、場合によっては内定しにくくなる可能性もあります。
また、体調不良で休職中の人の中には、転職活動中の不安感や緊張によって、健康状態が悪化してしまう人もいるようです。
休職中は休養に専念し、転職活動は現在の職場を退職してから始めることが、基本的にはおすすめです。
先方の不安を払拭!面接でのアピールポイント
そうはいっても、「休職中に次の職場を決めておく方が安心できる」という方もいるのでは?
休職中に転職活動をする場合、応募先の面接で以下の点をアピールし、先方の不安を払拭しましょう。
仕事に対する意欲を示すことで、内定の可能性がアップするはずです。
- 在籍中の職場に復帰しない明確な理由があること(労働環境に問題があるなど)
- 現在は休職中だが、健康状態は回復しており、入職後も通常の業務ができること
- 応募先の職場でどのように働きたいか、どのような活躍ができそうか(今までの経験や今後の目標と関連付けつつ、具体的に話すと◎)
源泉徴収票でばれる?休職中の事実は隠さない
休職中に転職活動をする際、隠さず正直に伝えたいのが、現在休職中だという事実。
うつ病など、体調不良が原因で休職している人の中には、
- 「病気で休職していると分かれば、採用してもらえないかもしれない。休職していることは、応募先には黙っておこう」
と考える人もいるようです。
しかし、仮に黙っていたとしても、転職後の所得税の手続きで源泉徴収票を提出する際、ある期間だけ給与所得がないことなどから、休職していたことがばれてしまう可能性があります。
遅かれ早かれ発覚する可能性があるならば、面接の段階で自分の口から告げましょう。
休職中の事実を話した上で、事情を理解し受け入れてくれる職場こそ、あなたがのびのび働ける職場と言えるのではないでしょうか?
ナース転職求人を知りたい方
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