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「健康スポーツナース」とは?仕事内容・やりがい・資格取得方法を解説
公開日:2021/9/29
最終更新日:2023/11/30
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「健康スポーツナース」とは?
あなたは「健康スポーツナース」という名の看護師を聞いたことはありますか?
2010年10月に日本健康運動看護学会によって創設された資格で、子どもから高齢者まで、スポーツや運動に関わる救護やサポート、健康相談などを行う役割を担っているナースです。
今回は、この健康スポーツナースについて詳しく見ていきましょう。
健康スポーツナースの仕事内容
健康スポーツナースの仕事は主に3つに分かれています。一つは、学校や地域で実施される「運動器検診」に参加して、運動機能評価を行ったり、相談に乗ったりすること。そして病院や施設、各健康教室などで、転倒防止などの方法を指導するなど、健康づくり・回復をサポートすることもあります。
また、地域のスポーツクラブでも、スポーツ選手や地域住民の健康管理、マラソンイベントなどでの救護などの役割もあります。
健康スポーツナースと一般的な看護師の違い
健康スポーツナースは、一般的な看護師と異なり、医師だけでなく、理学療法士やトレーナー、運動療法士などとも連携して仕事をするところに特徴があります。
また、一般的な看護とは異なり、主に健康相談や応急処置などの看護ケアを担うのも特殊なところといえるでしょう。いずれの場合も、スポーツ・リハビリの場で、看護の専門的見地から意見を述べる立場で活躍することになります。
健康スポーツナースのやりがい
健康スポーツナースは、やはり体を動かすことが好きで、スポーツに親しみのある人にとっては最適な職種といえます。
スポーツや競技に真剣に取り組むスポーツ選手とより近い位置でサポートし、共に記録を更新したり、目標を突破したりできる充実感と達成感を味わうことができるのは、健康スポーツナースにとっての大きなやりがいといえるでしょう。
また、専門的知識をいつも人に伝えていく必要性があることから、日夜勉強が大切になりそうですが、その分、こちらもまた違ったやりがいにつながりそうです。
健康スポーツナースになるには?
健康スポーツナースは、看護師もしくは准看護師免許を持つ人であれば、20時間の講座を受けることで、誰もが認定試験の資格を得ることができます。認定試験に合格すれば資格が得られ、3年間有効になります。その後、10時間の研修プログラムを受ければ、さらに更新ができるしくみです。
ただし、この健康スポーツナースの講座は、現在、宮崎大学医学部で行われているため、遠方の人はなかなか挑戦しづらいかもしれませんが、まだ2015年8月現在で96名の認定ということもあり、認定されれば、まさにレアな看護師として活躍ができそうです。
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